エジプト市場で働く華人経営者、両国の友好の基礎を固める

エジプト市場で働く華人経営者、両国の友好の基礎を固める。

タグ:エジプト 華人経営者、

発信時間:2018-07-11 10:17:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「若者は他人と比べてばかりいるのではなく、努力することだ。特に留学生は努力するだけでなく、寂しさに耐え誘惑に勝たなければならない。時間を惜しみ、せっせと知識を求める。積極的に貢献し、自らを磨く。感謝の心を忘れず、常に恩に報いる」エジプトの有名華人経営者の王虎氏は、エジプト・中国学生学者連合会に出席した際に、エジプトの学生をこのように叱咤激励した。

 

 国務院宗教局イスラム協会は1995年、成績優秀な学生をエジプトのアル=アズハル大学に留学生として派遣した。王氏はその中の一人だった。王氏は今日、エジプト華人経営者の中の成功者になっている。エジプトで設立した中国珞珈実業有限公司は、鉄鋼生産、石材加工、鉱産物開発、輸出入など、エジプトの主要生産・流通分野をほぼ網羅している。従業員には中国人200人余りのほか、エジプト人1000人余りが含まれる。

 

 王氏は手にした成果について「何をするにせよ、特にビジネスであれば最も重要なのは不測の事態に備えることだ。それから今の成果に安んじるのではなく、果敢にチャレンジしなければならない」と話した。王氏は2000年、浙江省の貿易会社から提案を受け、エジプトは鉱産物資源が豊富であり、石材加工業が長い歴史を持っているが、生産方法が立ち遅れていることを知った。ダイヤモンド鋸がエジプトで普及すると見て、国内の一部の商品をエジプトに輸出したところ、あっという間に売り切れになった。王氏の製品はわずか1年で市場で独占的な地位を築き、エジプト市場で初めて大きな資金を手にした。

 

 王氏はエジプトの石材市場を初歩的に理解すると、石材加工業に従事し始め、現地で工場を設立した。中国の先進的な生産技術・設備、技術者・労働者を現地の石材加工業に導入した。現地の労働者を育成し、老朽化した生産設備を新しくし、かつ多くの中国メーカーを創業に招いた。エジプト石材加工業全体に占める中国人の割合は現在6割以上になっているが、これは王氏が当時果敢にチャレンジした結果だ。



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