タイ・チェンライ政府のナロンサック知事は9日、洞窟に閉じ込められた少年サッカーチームのメンバー4人が同日に救助され、ヘリコプターで病院に搬送されたと発表した。これまでに13人中8人が救助された。
ナロンサック知事は記者会見で、10日午後に残りの5人の救助活動を開始すると発表。
9日の救助活動は外国人潜水専門家13人とタイ海軍の救援隊員5人が実施し、タイ、中国、オーストラリア、米国、欧州などからも100人以上の救援隊員が参加した。
8日に救助された少年サッカーチームのメンバー4人は病院で治療を受けており、体調は良好だという。
11~16歳のタイの少年サッカーチームのメンバー12人とコーチ1人が6月23日にチェンライの洞窟で行方不明になった。国内外から1000人以上の救援隊員が駆けつけて10日間捜索し、7月2日に入口から約4キロの場所で発見した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年7月10日