杭州市にこのほど、「顔認証入店」と「顔認証会計」が可能なスマートショップが登場した。中国のブラックテクノロジーは杭州を観光で訪れたアフリカ人留学生に注目されている。運がよければ、無料のチャンスも得られる。
浙江師範大学と紹興文理学院で学ぶ数人のアフリカ人留学生は夏休みに杭州を訪れ、「笑顔で割引を受けられる」というスマートショップを偶然見かけて体験し、中国のブラックテクノロジーと自分の笑顔の魅力を試してみた。
同店は食品チェーンブランド「留夫鴨」とアリババ傘下の生活サービスサイト「口碑」が共同で7月下旬にオープンし、毎日多くの人が「顔認証入店」と「顔認証会計」の新しいサービスを体験しに訪れている。
消費者は商品を選び、会計通路を通るだけで顔認証で自動決済される。このようなブラックテクノロジーは、アフリカ出身の留学生を驚かせた。消費者がディスプレイに向かって微笑むと、笑顔に基づいて電子クーポンを取得でき、割引が受けられる。
この日、コンゴ出身のフルジさんは満面の笑みで代金が無料になった。彼は浙江師範大学で映画を学ぶ大学院生。
フルジさんは興奮してみんなで記念写真を撮り、通行人から注目を浴びた。彼は通行人に向かって、「中国のブラックテクノロジーは素晴らしい。鴨の首はおいしい」と嬉しそうに話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月10日