日本人も親近感を感じる「詩季織々」 、中国人の目頭を熱くする「方言」
中日合作アニメ映画の同作品は、中国と日本で同時公開され、両国の国民にとって得難い体験となっている。福田文化参事官は、同作品を高く評価し、「私は中国で6年間勤務していることもあり、今日スクリーンで見た風景やシーンも中国で見たことがあるものばかりだったが、とても新鮮な気持ちで見ることができた。それは、日本の製作会社がアニメーション製作を行っため、日本式の美的感覚による映像で、とても親近感を覚えたからだと思う。日本人にもこの作品を気に入ってもらえると信じている」と語った。
福田文化参事官からの高い評価に、李監督は、「『詩季織々』は4日に公開されたばかりなのに、日本で予想を超える好評を博した。私の会社も、日本で様々なアニメを放送するなどの試みを、2年以上行っている。そんな中、これまでで最も好評を博しているのが『詩季織々』だ」と語った。日本で好評を博しているのと同じく、同イベントで「詩季織々」を見た観客からも絶賛する声が上がっており、ある観客は、「方言が使われているのがサプライズだった。実家を離れて奮闘する私は、聴き慣れた故郷の方言を聞いた瞬間、目頭が熱くなった」と話した。
上海絵界文化伝播有限公司、伊犁卓然影業有限公司、bilibili、コミックス・ウェーブ・フィルム、北京集拾文化伝媒有限公司が共同で製作した「詩季織々」は現在、中国全土で大ヒット上映中だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年8月10日