中国のコメ、世界で普及進む

中国のコメ、世界で普及進む。袁隆平院士のチームは先日、ドバイの熱帯砂漠で水稲の栽培実験に成功した…

タグ:中国 コメ 普及

発信時間:2018-08-14 15:08:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


豊作は必須

 

 セネガル時間7月11日、セネガル支援第6期農業技術支援プロジェクトはセネガルのポドール県で水稲収穫式を行った。この日は隆平高科がここで農業技術支援プロジェクトを開始して1周年にあたる。

 

 今回収穫した水稲は、現地の品種S134を改良したもので、2ヘクタールの土地で6トンの水稲の種子を生産できる。これらの種子は中国・セネガル政府の指導のもと、すべてセネガルの農家に寄付され、中国人専門家は農業技術の指導と育成を行う。

 

 2017年5月に公布された『“一帯一路”建設農業協力の共同推進に関するビジョンと行動』によると、世界で長期的な飢餓に苦しむ人は7億9500万人、栄養失調は20億人に上る。世界、特に「一帯一路」沿線国で中国の交雑水稲が普及し、その範囲はパキスタン、エジプト、マダガスカル、リベリア、モザンピーク、フィリピンなど数十カ国に及び、栽培面積は約600万ムー、1ヘクタールあたりの生産量は約2トンとなっている。

 

中国稲は人気

 

 水稲は中国と全世界の運命共同体をつなぐ重要な存在である。

 

 アラブ首長国連邦副大統領兼首相、ドバイ首長のムハンマド・ビン・ラーシド氏は、収穫した海水稲を精巧な記念品に加工するよう命じ、「国礼」用として自ら「AL MARMOOM」ブランドと命名した。2020年までに、海水稲人工オアシスはドバイの国土面積の10%以上をカバーする見通し。

 

 マダガスカルでは、1ヘクタールあたり10トンの中国の交雑稲が栽培されている。マダガスカルのラジャオナリマンピアニナ大統領は実験田を視察し、中国の交雑稲を全国に広める方針を示した。

 

 中国の交雑水稲の普及を通して食料問題を解決する国が増えている。


 袁隆平氏は、「全世界の半分の田んぼが交雑稲を栽培すれば、4億から5億人を養える。夢は交雑稲を世界に広めること」と語った。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年8月14日



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