日本の気象庁は29日、記者会見を開き、台風24号「チャーミー」は日本列島に接近し、その威力は21号「チェービー」を上回る可能性があるとして防災と避難に備えるよう呼びかけた。
29日午後5時、台風24号は沖縄県那覇市の北80キロの海域を時速25キロで北東方向に移動。中心の最大風速は45m/s、最大瞬間風速は60m/s。台風の中心から東280キロ、西220キロが暴風域になっている。
台風の影響で、沖縄県で18人が負傷し、19万世帯が停電になり、762人が避難所に避難した。同日。那覇空港など複数の空港で計382本が欠航となった。また、関西国際空港は9月30日11時から10月1日6時まで2本の滑走路を閉鎖すると発表。日本の各航空会社は、9月30日は那覇空港と関西国際空港以外に、九州から関東地方まで広い範囲にわたって国内便が欠航または遅延となるため、利用者に最新情報に注意するよう呼びかけた。
日本の気象庁は、台風24号は西日本上陸後に徐々に加速し、10月1日に東日本と北部に接近すると発表。気象庁は、強風や高波、豪雨による地質災害に警戒し、地元気象台の情報に注意し、必要であれば迅速に避難するよう呼びかけた。
中国駐大阪領事館は中国公民に対し、気象情報に注意し、危険な場所に行かず、防災と対策をはやめに行い、緊急時にはすぐに大阪総領事館または 外交部のグローバル領事保護サービス緊急コールセンターに連絡するよう促した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年9月30日