中国語学習も再びブームとなり、欧州のある店が朝6時に起床して店員に中国語の授業を行う動画が話題になった。店員がアルファベットをふって難しい中国語を学ぶ様子に、多くのネットユーザーが笑った。
支付宝やWechatPayなどのモバイル決済は海外の業者が中国人旅行者を引き込む「武器」となっている。
「武器」はときに「秘訣」となり、ワールドカップはロシアに大きなチャンスをもたらし、多くの中国人サポーターが「サポータービザ」を取得した。これらのサポーターは開催都市の公共交通機関を無料で利用できるほか、回数限定で列車にも無料で乗車でき、年末まで何度でもロシアに入国できる。
このようなビザ優遇策は著しい効果を現した。統計によると、ワールドカップ開催期間中、外国人サポーターのロシアでの消費額は約15億ドルだった。うち、中国人サポーターの消費額は約6500万ドルで、米国の次に多い2位につけた。
次のワールドカップは2022年にカタールで開催される。今年7月9日、中国とカタールは査証免除協定に調印した。外交・公務・公務一般・普通パスポートを保有する中国公民は30日以内の滞在であれば査証免除となる。カタールはすでに中国公民を対象にアライバルビザ政策を実施している。
調査によると、ロシア・ワールドカップツアーを閲覧・予約した旅行者のうち、4割が「カタール大会も見に行きたい」と考えている。中国代表が2022年大会の出場を決めれば、その比率は6割に上昇するとみられる。また、80%が「費用2万元以上でも見に行きたい」と考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月1日