日本の共同通信社の13日の報道によると、日本政府は使い捨てプラスチックごみを2030年までに30%削減するという目標を掲げ、植物を原料とするバイオ素材のプラスチック製品の使用を提唱した。
消息筋によると、同計画は環境省が策定中のプラスチックごみ削減戦略に盛り込まれ、今月19日に内閣に提出される。
日本の1人あたりのプラスチックごみ量は米国の次に多く、使い捨ての包装箱や買い物袋、プラスチックの使用削減などの規制は一部の国より遅れている。
プラスチックごみ削減戦略には、バイオ素材のプラスチック製品の使用量を2013年度の7万トンから2030年までに200トン前後に増やすという内容が盛り込まれ、この構想について、ある官僚は「意気込みに溢れている」と述べた。
戦略はプラスチックごみ量の基準年度を記載していない。環境省のデータによると、プラスチックごみの大部分を占めるペットボトルと包装用プラスチックの量は2016年に407万トンに達した。
日本政府は、生活・産業系廃プラスチックのリサイクル率を60%に高める計画。2016年度の生活プラスチックごみのリサイクル率は53%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年10月15日