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発信時間：2018-10-22 10:44:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　「ouliannews.com」の報道によると、10月18日、クレディ・スイスの「グローバル ・ウェルス・レポート2018」が発表された。レポートによると、スイス人の平均資産は53万240ドルで前年よりやや減少したが、世界長者番付のトップを維持。2位はオーストラリアで、平均資産は41万1060ドル、3位は米国で40万3970ドル。

 

　2000年から2018年までにスイス人の資産は39％増加。スイスの人口は世界の0.1%を占め、世界の最富裕層1％のうち約1.8%がスイス居住者である。

 

　スイスの成人のうち、10万ドル以上の資産を保有する人は60％以上で、うち11％が百万長者（米ドル）。5000ドル以上の資産保有者は2650人、1億ドル以上は980人となっている。

 

　レポートによると、スイス人の資産のうち、金融資産は全体の56％を占め、イギリスの平均水準を上回るが、日本や米国などの富裕国より低い。また、スイス人の負債比率も世界一高く、平均負債額は12万8810ドルだった。

　レポートは、スイスは個人資産が世界一アンバランスな国で、社会資本不平等などの状況が際立つとした。米国、日本、イギリスなどの先進国が何度も資本配分を行う中で、1世紀近くの社会発展を経て、スイスの社会資本不平等はアンバランスな状態となっており、改善できていないどころか、貧富の差が拡大している。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2018年10月22日

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