自力で世界を探索しようとする女性が増えている。彼女たちは伝統的な旅行のスタイルを再構築している。中国のフリープランの旅行者の大半が女性で、これは世界で生じている流れと合致している。これにより女性専用の旅行ルート、レジャー村などが生まれている。5日付南華早報が伝えた。
中国の自由で独立した旅行者については、すでに多くの記事で取り上げられている。彼らはマーケティング部門、旅行先、デザイナーズブランドから注目されている。彼らは若年化が進んでおり、消費に意欲的だ。携程旅行網のデータによると、彼らのうち女性の数が最も多い。同社がマスターカードと共同発表した「2018年中国観光消費者報告書」によると、携程のサイトを利用する個人旅行者のうち、女性が58%の比率を占める。2016年は46%だった。この変化は、重大な転換を示している。また同報告書によると、女性客の観光支出も14%増加している。
一人で旅をする女性の数も増えている。携程旅行網の「ダブル11」の販売データによると、11月11日に予約を入れた個人客のうち女性が58%を占めた。シングルルームの予約が昨年よりやや増加した。
かつて「剰女」とされた中国の高齢の独身女性は、中国が経済の奇跡を起こすため欠かすことのできない力を発揮しているが、往々にして無視されがちだ。世界経済フォーラムが4月に発表したデータによると、中国の高齢の独身女性のGDPへの寄与度は、米国人女性を上回っている。学校でも女子は男子よりも成績優秀だ。