東京大学の研究員が切断できるワイヤレス充電用シートを開発した。このシートは様々なサイズに切って服のポケット、かばん、机などに貼り付けて携帯電話などの電子機器を充電できる。
東京大学の研究チームは学校の公式サイトで、従来のワイヤレス充電器は特定の商品の形状に合わせて充電コードの配列を設計し、一部を切り取れば充電機能を失う可能性があったが、研究チームが開発したワイヤレス充電用シートは切断しても充電できると紹介。
このワイヤレス充電用シートは特殊なH型の配線を採用し、シートに電源を内蔵しており、その周りを切っても充電機能を維持できる。
研究員は40センチ四方のフレキシブル基板に重さ82グラムのワイヤレス充電用シートを作って実験し、最大充電効率は5ワットに達した。研究チームはこの技術を衣服のポケット、かばんの内側、机や箱などに応用し、日常用品のワイヤレス充電を可能にしたいと考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月15日