中国鉄道初の無人レストランがオープン 26秒で提供

中国鉄道初の無人レストランがオープン 26秒で提供。タッチパネルでの注文、QRコード決済、電子レンジ加熱、自動受け渡しまで全工程わずか26秒のスマート無人レストランが、中国鉄道で初めて青島北駅に登場した…

タグ:中国 鉄道 無人レストラン

発信時間:2019-01-22 14:27:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 タッチパネルでの注文、QRコード決済、電子レンジ加熱、自動受け渡しまで全工程わずか26秒のスマート無人レストランが、中国鉄道で初めて青島北駅に登場した。春運(春節帰省ラッシュ)初日の1月21日、多くの旅行者が青島駅にできたスマート無人レストランを利用し、ブラックテクノロジーがもたらした便利なサービスを体験し、舌で幸福を味わった。

 

 科技日報の記者はスマート無人レストランを訪れた。メニューは豊富で、主食やおかずのほかに特徴的な軽食、冷菜、サラダ、ドリンクなど何でも揃っている。記者が大画面に映し出された料理、主食、ドリンクの種類と価格を見ながら注文機のタッチパネルで注文すると、「合計26元」と表示され、QRコードを読み取って決済した。決済にはWeChatPayまたは支付宝が使用できる。注文を終えると、スマートシステムが料理を加熱し、取り出し口に出てきた。非常に速く、効率的である。

 

 よく目にする単一的な自動販売機と異なり、スマート無人レストランはスマートでファッショナブルな食事環境をつくり出し、空間面積の有効利用と商品の標準化を結びつけ、1日3食のほかにアフタヌーンティーや夜食なども提供する。

 

 深セン市から訪れた李さん一家はスマート無人レストランで注文後、「本当に便利。しかも安全で安心」と話した。

 

 スマート無人レストランのすべての料理は運営企業のセントラルキッチンで生産され、食品の原材料の出所もはっきりしている。世界でも先進的な無菌包装技術を採用して料理を真空包装し、高温殺菌し、防腐剤も一切使用せず、安定した味と料理のエコ・安全を保証。従業員が料理を定期的に注文機に補充し、厨房で調理する必要がなく、水も使用しないため、汚水や排気ガスなども発生しない。

 

 安全な春運、秩序ある春運、温もりある春運を構築するため、山東済鉄旅行服務有限公司はスマート駅の建設に助力し、スマート化サービスプロジェクトを進め、青島市を出入りする旅行者に優れたサービスを提供している。

 

 山東済鉄旅行服務有限公司の担当者によると、スマート無人レストラン技術は青島笈美創意科技有限公司が自主開発した。スマート注文システムは簡単で使いやすく、新技術設備はビッグデータ分析分野を包括し、セントラルキッチン統一処理・サプライチェーン統一配送というスマートシェアレストランの形式はレストラン再構築の新たな方法となっている。


 スマート無人レストランはスマート管理システムを使用し、モバイル決済、バックグラウンド運営、データ分析、遠隔監視などを通してビッグデータを収集し、スマート分析し、利用者の嗜好を把握するなどメニューや経営戦略の見直しに役立て、より行き届いたサービスを提供する。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年1月22日


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