統計局:人口ボーナスは依然存在、人材ボーナスにより重視

統計局:人口ボーナスは依然存在、人材ボーナスにより重視。

タグ:人口ボーナス

発信時間:2019-01-22 14:35:25 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 国家統計局の寧吉喆局長は21日、中国の人口ボーナスは依然存在し、労働力資源は約9億人で、変動はあるがこの規模は巨大だと述べた。また、人材ボーナスにより重視し、中国経済の中長期的な向上を支える要素に変化はないとした。


 国務院新聞弁公室は21日、記者会見を開き、国家統計局の寧吉喆局長が2018年の国民経済運行状況を紹介し、記者の質問に答えた。


 記者の「通年の出生数が2年連続で減少し、出生率と人口自然増加率が過去最低水準を更新したが、この情勢をどのように見ているか。人口増加率の低下は中国経済成長の人口ボーナスの早い消失を意味するのか」という質問に対し、寧吉喆氏は以下のように答えた。


 研究報告は、人口はマイナス成長するとの見解を示している。国家統計局が公表したデータを見ると、2018年の中国の人口はプラス成長し、出生数も多く1523万人で、これは比較的大きな数字である。人口増加率、出生率の低下については、人口データは1年だけでなく長期的に観察する必要があり、過去に人口ピークもあった。現在の人口構造の変化も自然なことであるため、過度に解読する必要はない。


 寧吉喆氏は、人口構造は経済・社会の発展に伴い変化すると紹介。中国の人口ボーナスは依然存在し、労働力資源は約9億人で、変動はあるがこの規模は巨大だと述べた。また、「中国の労働参与率は世界的に見て低くなく、9億人中7億人以上が労働し、まだ余地が残っている。労働力の数そのものに大きな潜在力があり、2億8800万人の出稼ぎ労働者がおり、巨大なグループである点に注目してもらいたい」と述べた。


 寧吉喆氏は、「中国の労働力の資質の向上、および年間800万人の大学卒業生は産業グレードアップと人材ボーナスにおいて大きな役割を発揮している。さらに、中国には人口ボーナスが依然存在し、人材ボーナスにより重視し、中国経済の中長期的な向上を支える要素に変化はないと言える」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年1月22日

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