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ショートムービーアプリ、「青少年モード」を導入。最近、小学4年生の娘がずっと携帯電話を見て笑っているということがなくなり、子供の勉強を心配していた北京市在住の陳さんはホッとした…
タグ：ショートムービーアプリ 青少年モード
最近、小学4年生の娘がずっと携帯電話を見て笑っているということがなくなり、子供の勉強を心配していた北京市在住の陳さんはホッとした。動画アプリの設定を「青少年モード」にすると、子供の1日の視聴時間が40分を過ぎれば保護者がパスワードを入力しないと使用できない。
この「青少年モード」に関して、国家インターネット情報弁公室は今年3月、「TikTok」、「快手」、「火山ショートムービー」などのショートムービーサイトに青少年中毒防止システムを試験導入するよう指導した。
中国インターネット情報センター（CNNIC）が発表した第43回『中国インターネット発展状況統計報告』によると、2018年12月時点で、中国のショートムービーユーザーは6億4800万人に達し、うち青少年が高い比率を占める。ネットショートムービー業界の急成長と同時に、青少年の中毒問題も浮き彫りとなっている。国家インターネット情報弁公室の担当責任者は、今年5月末に全国の主要ネットショートムービーサイトに青少年中毒防止システムを導入し、統一された業界規範を構築していくと話した。
記者がショートムービーアプリを「青少年モード」に設定すると、青少年専用コンテンツプールに自動的にジャンプし、年齢にふさわしい講座、音楽、書道、絵画、手工芸、情操教育などのお勧めコンテンツが表示される。そのほかに祖国の美しい川や山、風土人情、生産労働、感動物語、伝統文化などの楽しみながら学べるコンテンツもある。ゲーム、美女のダンスバトル、スターのスキャンダルなどのコンテンツが推薦されず、中継や近くにいる人の検索などもできなくなる。
お勧めコンテンツの選別について、快手の担当者は、「快手は未成年コンテンツ格付けチームを結成し、24時間の交代制で勤務し、未成年の審査基準と対応メカニズムも制定した」と話す。字節跳動公司の担当者によると、「TikTok」と「火山ショートムービー」の中毒防止システムはバックグラウンドのコンテンツカテゴリに基づき、青少年に不適切な内容をフィルタリングする。サイトは「青少年モード」で表示されるコンテンツを充実化させ、青少年の知識、科学普及などの教育分野を基礎に生活役立つ技術やレジャーなどの楽しみながら学べるコンテンツを増やした。
ショートムービーサイトは現在、一部地域でビッグデータによるユーザー行為の分析、未成年ユーザーの識別、「青少年モード」への自動切り替えを試験的に行なっている。サイトの責任者は、「商品改良は青少年の成長をサポートするため。保護者が意見を出し、未成年者のために健全かつエコなサイバー空間をともに構築できることを望んでいる」と述べた。
国家インターネット情報弁公室の責任者は、青少年中毒防止システムに威力を発揮させるにはインターネット企業が社会責任を全うし、社会各界が共に努力し、青少年が健全に成長できる清らかなサイバー空間を構築する必要があると話した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2019年4月16日
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