日本の民間企業「インターステラテクノロジズ」が4日、自主開発した小型ロケットの打ち上げに成功した。日本の民間企業による小型ロケットの打ち上げ成功はこれが初。
インターステラテクノロジズは4日午前、北海道で小型ロケット「MOMO」3号機を打ち上げた。同社によると、ロケットは約110キロの高度に到達した。通常は100キロ以上への打ち上げが宇宙空間に到達したとされる。日本の民間企業が自主開発・製造したロケットが宇宙に到達したのはこれが初のケースだ。
MOMOは同社が開発した小型商用液体燃料ロケットで、全長は約10メートル、直径は約50センチ、重さは約1トン。設計によると、最高120キロまで到達できる。各種低軌道観測設備を搭載でき、パラシュートによりペイロードを回収できる。
MOMOの打ち上げは3回目。2017年と18年の打ち上げは失敗に終わっていた。
同社は2013年創業の、日本で初めて独自のロケット打ち上げを試みた民間企業だ。同社は独自に開発した小型ロケットを使い、小型衛星などの設備を低コストで打ち上げ、商業打ち上げ市場に進出する目標を立てている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月5日