5月1日から4日11時までの北京世界園芸博覧会の入園者が延べ32万7000人となった。北京世界園芸博覧会は4月29日に開幕し、メーデー連休に最初のピークを迎え、連休中の入場券販売枚数は21万4000枚に達した。北京世界園芸博覧会パーク総合管理組織の責任者の雷蕾氏によると、中国館、国際館、生活体験館、植物館、嬀汭劇場の「4館1劇場」は最も人気があり、4日11時時点で訪問者は累計73万4000人に達した。
連休中に132回の文化イベントが開催
メーデーの連休中、園内で多くの公演や文化イベントが行われ、4日11時までに世界の民族民間文化公演、中東欧国家の開幕式文化アート公演および体験、パレード、園芸店時、パビリオン間交流など132回の公演と展示イベントが行われ、21万人が見物した。4日午後には光と影のショー『世園の心」が初めて行われた。
5月1日、「美しい北京 世園で咲く」をテーマとした北京世界園芸博覧会「北京デー」のイベントが開幕し、1日から3日までの期間中、「北京式チャイナドレス制作技術」、「和香制作技術」無形文化遺産展示、フラワーアレンジメント展示、中国生け花ショー、舞踏、雑技、合唱など約50回のイベントが行われた。これらのイベントは北京の生態文明の建設の成果、歴史文化名城のイメージおよび現代的な国際大都市の発展と対外交流の成果を重点的に示した。
4大主要パビリオン、一方通行制を採用
入場券の販売において、「人民奉仕の共有」および「事前購入の奨励」を提唱し、2日後以降の入場券のネット価格を10%割り引くと同時に、「コード読み取りチケット販売」サービスに60人以上のスタッフを増員し、開園前に来園者が携帯電話でコードを読み取って入場券を購入できるようにし、開園後の窓口の混雑を避けた。
運営においては、入園時の待ち時間を短縮するため、5月3日は30分早く開園し、百果園の午前・午後のイベント、パレード、電動車の停留所の調整、主要パビリオンの待ち時間状況などを放送し、観光がスムーズにできるようにした。また、清掃とごみ回収を強化し、遺失物取り扱い、レンタル、救護の体制を整え、19カ所に200個のトイレを増設した。
観光においては、4大パビリオンは一方通行制を採用し、高齢者や児童などのためにグリーンゲートを開き、過去数日の来園者の行動傾向を踏まえて客の流れを分流させ、「三百園」と生活体験館を重点とする西線、東線などの特徴的遊覧ルートを設計し、景色が美しく人が少ない百草園、百蔬園、百果園などの特色展示園やスポットをニュースメディアで紹介した。同時に、来園者にアンケート調査を実施し、サービスを改善した。
イベントにおいては、人の流れをスムーズにするため、パーク西側の百果園で2回の公演を増やし、パレードを北線で実施して主要パビリオンの混雑を緩和した。ボランティアサービスにおいては、170人を増員し、入口と周辺の案内サービスを強化した。
延慶区はS2線駅、P7、P8、P9駐車場との接続に85台のバスを用意した。
「北京デー」の43回のイベント 国内外から35.44万人が見物
2019年北京世界園芸博覧会の「北京デー」イベントが5月3日に開幕した。期間中、開幕式、北京市サービス業開放拡大試行政策プロモーション、公演、無形文化遺産展示、観光経済貿易プロモーション、中国・中東欧国家文化アートフェスティバル、北京国際友好商協会(2019)会議、フラワーアレンジメント展示など43回のイベントが開催され、国内外から35万4400人の来賓が参加した。うち、中国館北京ブース、北京園、中国・中東欧国家文化アートフェスティバルの参加者はそれぞれ16万4400人、9万人、10万人に達した。
海外からの来賓のイベント参加は見どころとなり、3日間で60以上の国から6団体、約200人が参加した。うち、開幕式は国際園芸家協会(AIPH)、国際商業会議所(ICC)、世界商工会議所連合(WCF)など6つの国際機関を招待し、アルジェリア、バハマ、チリ、ラトビア、リトアニア、メキシコ、スロバキアの7カ国の在中国大使ら118人の外交官と留学生が出席した。北京国際友好商協会(2019)会議にはモスクワ、パリ、ベルリン、ウィーンの4都市の工商業連合会の代表が出席した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年5月5日