充電し、リモコンを点検し、ドローンを空き地に置いてゆっくりと操縦レバーを動かすと、クアッドコプタードローンが地面を離れる。ドローン操縦士の陳鵬元氏は長年にわたり何度もこの「小さなパートナー」を操縦し、任務を遂行してきた。
2014年、彼は合格証を取得して教官になり、学生の育成へとモデル転換した。電力、測量・製図、消防、メディアなどに携わる学生がおり、趣味で訓練を受ける人も少なくない。陳鵬元氏によると、現在、ドローンは主に空撮、植物保護、消防、電線点検、地理調査などのいくつかの分野で使用されている。
近年、ドローンは農業の植物保護に利用されるようになっている。使用するのは専門的な植物保護ドローンである。
従来の人がタンクを背負って農薬をまいたり、トラクターでまいたりするのと比べ、植物保護ドローンは効率よく均一にまくことができ、安全で農薬の節約にもなる。陳鵬元氏によると、植物保護作業は2人1組で行い、ドローンを操縦して指定位置の上空からデータ収集とモデリングを行って作業マニュアルを作成し、植物保護ドローンのバロメータ設定後にマニュアル通りに農薬をまく。1人あたり1日で300~500ムーの植物保護作業ができる。これは大部分の植物保護ドローン操縦士の普段の仕事である。
新人の月収は4000~5000元、トップクラスは日給1万元以上
陳鵬元氏によると、操縦士も伝統的な業種と同じで、能力によって収入が異なる。操縦士になりたての人は経験に限りがあるため、月収は普通のホワイトカラーと同じ4000~5000元だという。操縦経験を積むにつれて多くの仕事をこなせるようになり、給料も上がる。