陳鵬元氏が所属するチームは一時期、電力の巡回点検を行い、操縦士は多くの収入を得た。「経験のある操縦士は作業期間(1~2カ月)に1000本の塔を点検でき、1本あたりの収入を300~500元で計算すると、作業期間の操縦士の収入は30~50万元になる。電力の巡回点検の収入は多いが、作業は大変。ドローンを使った巡回点検の難点は、見えない場所を飛行する点にある。第一視野でドローンのカメラから送られた画面を通して操縦し、帯電作業であるため、常に高圧線と安全な距離を保ち、電線とドローンの安全も保証しなければいけない」と陳鵬元氏は話す。
トップクラスの操縦士は、その分野で技術的要求が最も高い仕事を任される。例えば、映画の撮影などがある。操縦士の能力と心理素質、カメラに対する理解力、映画撮影の専門知識が高く要求される。このような操縦士の収入は撮影チームの日給で計算され、撮影の難易度に基づき、最高で1日に5桁を稼ぐ。このようなトップクラスの操縦士は多くの人から羨ましがられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年5月12日