中国で展開中のゴミ分別キャンペーンは、ネット通販のゴミ箱の販売を直接けん引した。データによると、上海市の各団地は今年4、5月より事前に準備を始め、タオバオのサイトで「分別ゴミ箱」を購入し、住民がゴミを分別して捨てられるようにした。一部のゴミ箱には購入制限がかかったほどだ。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
タオバオのデータによると、同社サイトの「分別ゴミ箱」の検索件数は5月に3倍以上に増加し、成約件数が前年同期比で7割以上も増加した。特に上海からの受注量は全国をはるかに上回った。企業購入者のうち9割が新規購入者。
6月全体の家庭用ゴミ箱の販売量は300万個に達した。特に6月24−30日の1週間の販売量は前年同期比で5割増となった。タオバオの店で売り切れが相次ぎ、ある店の乾いたゴミと湿ったゴミを分けられるゴミ箱は、1人1個の限定販売となった。
天猫(Tmall)のデータによると、「分別ゴミ箱」の検索件数は6月に前年同月比で30倍以上に増加し、売上も5倍以上に増加した。分別ゴミ箱は割高で、150−300元が主流。スマート感知ゴミ箱は足で踏んだり手で開ける必要がなく、手をかざすだけで蓋が開く。これも広く注目され、売上が120%以上も増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年7月4日
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