豪メディア:中国とイタリアが世界遺産数で1位に

豪メディア:中国とイタリアが世界遺産数で1位に。

タグ:世界遺産数 中国

発信時間:2019-07-13 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

    オーストラリア放送協会(ABC)は7月8日、「古城とプロセッコワインの登録に伴い、中国とイタリアがともにユネスコ世界遺産数のトップに」という見出しの記事を掲載した。最近、中国の5000年の歴史を有する長江流域古城である良渚古城遺跡が世界遺産に登録された。これは中華文明の最も早期の例証の1つで、紀元前3300~2300年に遡る。稲栽培を基礎したこの社会において、同地区の新石器時代晩期の玉文化の典型的な代表と描写された。ユネスコは、「これらの遺跡は早期の都市文明の優れた例証であり、土製遺跡、都市計画、水利システム、および各埋葬方式が示す社会階層の分化に表れている」とした。

 

 世界最大面積の泥干潟である黄海―渤海沿岸の渡り鳥保護区(第1期)と良渚古城遺跡が世界遺産に登録されてから、中国の世界遺産は55カ所で最多国になった。しかし、イタリアが急速に追い上げ、同国北東部のプロセッコワイン生産地が世界遺産に登録され、イタリアと中国が55カ所で世界一となっている。。

 

 香港の『南華早報』は7月7日、「1つの古城遺跡が中国の最新のユネスコ世界遺産に」という見出しの記事を掲載。良渚古城遺跡は面積約13万3000平方キロメートルで、11のダム、埋葬区、1組の水利システムを含み、中国早期の都市文明の存在を証明する城壁遺跡である。同遺跡は1936年に最初に発見され、1986年に考古作業に大きな進展があり、約1200点の玉器、陶器、象牙などの副葬品が埋葬された墓群を発見。古城の城壁は2007年に発見され、その周囲の推理システムは2015年に出土した。

 

 良渚古城遺跡のユネスコ世界遺産登録は、1994年に始まった20年以上にわたる遺産申請作業の成功を意味する。遺跡は8日に観光客に開放されたが、1日3000人限定で、インターネット予約制をとっている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年7月13日


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