フランス農務省は20日、フランスの今年のワイン生産量は2018年より6~13%減少する見通しだと発表した。高温が続いているためだという。今年の生産量は42億8000万~46億4000万トンで、5年らいの最低になる予想。
フランス南部は今夏、高温を記録し、一部地域では最高気温が46度に達し、ガール県、エロー県、ヴァール県産のワイン生産量が減少する見通し。また、中部と西部のロワール渓谷、シャラント県、ボルドー地区など一部産地も高温の影響を受ける。
フランスの大部分の地域に来週、新たな熱波が襲来すると見られる。
フランス通信社はフランス農務省が先週発表した統計を引用し、フランス、スペイン、イタリアは世界3大ワイン生産国・輸出国だと伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年7月22日