中国のデータ会社QuestMobileが発表した中国モバイル通信中間報告によると、EC業の発展は後半に突入し、業界全体のユーザー数は10億人に迫り、前年同期より1億3500万人増加した。
SNSは引き続き高い伸びを示し、「ダークホース」製品の半数がSNSを通して発展した。また、分置倉庫などの施設の充実、果物価格の変動などにより、生鮮ECは今年の新たな成長点となっている。アプレットはモバイル通販サイトがユーザーを増やす主な出所になっているが、業界は依然として「1超2強」の構造を維持している。
報告は、農村市場は2019年の中国モバイル通信の最も重要な戦場だとした。統計によると、2019年、中国のモバイル通信の月間アクティブユーザー数は11億4000万人のピークに達し、第2四半期のユーザー数は1四半期で約200万人減少したが、三線・四線都市のユーザー数は高い伸びを維持している。また、可処分所得と消費支出において、農村部住民の増加は都市部を上回り、農村部の消費潜在力に期待できる。したがって、農村ユーザーはモバイル通販サイトが争う重要なグループとなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年7月26日