洋食・映画・花 加熱する七夕の「ロマンチック経済」

洋食・映画・花 加熱する七夕の「ロマンチック経済」。

タグ:ロマンチック経済 七夕 大手EC

発信時間:2019-08-07 14:41:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 実店舗と異なり、イベントになるとセールを行う各大手ECは早くから「七夕モード」に入った。記者が複数の通販サイトにログインしたところ、「七夕ギフト」がトップページのお勧めの位置に置かれている。花、ネックレス、ピアス、指輪などのアクセサリーが中心で、玩具や服飾は比較的少ない。


 一部のサイトは「七夕イベント」を開催し、出前サイトは各大手ブランド、数百万のサイトと連携して消費者にグルメとレジャーの「スーパーギフト」を用意した。京東や天猫などの各大手サイトは同じテーマを掲げ、割引で消費者を引きつけた。ベントになるとセールを行う各大手ECは早くから「七夕モード」に入り、割引、販促、送料無料などの手段で消費者のロマンチックニーズに合わせた。


伝統文化と経済の完全な融合


 イベントがあれば楽しみ、なければ作る。業界関係者は、イベントは業者の販売促進手段の1つで、「中国のバレンタインデー」を大きく取り上げて利益を上げ、そのような方法は確かに経済成長を牽引したとの見解を示す。しかし、イベントが増えれば、消費者は気にしなくなり、「災い」と感じるようにもなる。


 市民の謝建清さんは、「愛情表現方法は多くあり、プレゼントだけで判断するわけではない。最近はイベントのビジネス行為におちいっている。業者が伝統文化を利用して販売促進するのは簡単なビジネス行為で、期間が長ければ多くの人がつまらないと感じるようになる」と述べた。


 京東ビッグデータ研究院が2000万人以上のユーザーを対象に実施した調査によると、「愛情とプレゼントの値段の関連性」の質問で、消費者の60%以上が「それほど関係ない、気持ちが最も重要」と回答し、約25%が「高価なものをもらいたい」と回答した。


 これについて、業界関係者は以下のような見解を示した。文化のソフトパワーと文化消費の促進は注目を集める素晴らしいパフォーマンスや実質を伴わない名義のために奪い合って得るものではない。民俗と伝統文化を有機的に結びつけ、伝統文化に潜む文化的意味合いに注目し発掘し、伝統文化と経済を完全に融合させ、ロマンチック経済の役割を生かすべきである。


 新疆のある撮影基地は毎年、七夕をテーマとしたウェディングフォトイベントを開催し、多くの顧客を引きつけている。基地の責任者の馬建氏は、ここ数年、挙式や婚約などのウェディングイベントが七夕と合わさり、伝統文化を広めると同時に人気も高まっていると話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月7日

 

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