上海初のAIカスタマイズバスが登場

上海初のAIカスタマイズバスが登場。タクシーを使うより安く、時間が正確で、座席もあり、家から会社のすぐ近くまで行ける。このようなバスがあれば便利に違いない…

タグ:上海初 AIカスタマイズバス

発信時間:2019-09-17 11:28:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   タクシーを使うより安く、時間が正確で、座席もあり、家から会社のすぐ近くまで行ける。このようなバスがあれば便利に違いない。9月16日から、上海市民は支付宝でカスタマイズしたバスをワンタッチで予約できるようになった。価格はタクシー料金の10分の1である。これは上海市初の人工知能(AI)がカスタマイズするバス路線となる。

 

 カスタマイズバスは新型の公共交通の1つで、「家から職場まで」というパターンを採用し、働く人たちにより便利な移動サービスを提供する。従来のバスと異なり、カスタマイズバスは支付宝で予約し、「1人1座席」が保証される。途中で停車せず、住宅地の入り口とオフィスビル周辺の停留所にのみ停車し、従来の路線バスより大幅にスピードアップする。

 

 乗客の戴さんは上海の松江新城付近に住んでいる。以前は松江新城から地下鉄9号線で張江高科駅まで行き、徒歩または自転車で職場まで行き、2時間近く、約12元かかっていた。松江-張江の9路カスタマイズバスを知ってから、混雑する地下鉄を利用する必要は無くなった。必ず座れるため、眠ることもできる。

 

 戴さんは妊娠してからタクシーで通勤し、片道150元前後で、乗合いでも1人70元前後だった。一方、カスタマイズバスは片道18元、所要時間は1時間半で、「地下鉄より30分以上速く、料金は6元高いだけで、コストパフォーマンスがよい」と戴さん。

 

 松江-張江の9路カスタマイズバスは上海で最初のAIアルゴリズムによって生まれたカスタマイズ路線である。飛路バスの社長補佐の崔婷婷氏は、「支付宝コード決済、高徳、飛路の車載データから、松江-張江は通勤ラッシュがひどく、発着駅での乗り降りが多く、途中下車する人は少ないことがわかった。自家用車での走行ルートも重なっており、通勤客ニーズは非常に大きい」と述べた。

 

 支付宝の担当者によると、支付宝が開発した「バス大脳」は路線、停留所、運行回数を自動でシミュレーションし、運行開始後の利用率は80%以上を維持している。同担当者は、3年以内にカスタマイズバスを全国展開し、公共交通をより便利にし、市民がエコ外出できるようにしたいと話した。


 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年9月17日


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