北京市は15日に「北京市レール交通条約守則」「レール交通のマナー違反乗車行為に対する個人信用不良情報記録に関する実施意見」を発表し、即日より施行した。
信用不良行為として記録されるマナー違反乗車行為は下記の通り。
(一)規則に違反し改札口を出入りする、切符を偽造するといった不正乗車。
(二)車内で1人が複数の座席を占拠。
(三)乳児や病人を除く車内での食事。
(四)商品セールスもしくはマーケティング活動。
(五)大音量で動画もしくは音楽を再生。
地下鉄で上述したマナー違反があった場合、どのように処理されるのだろうか。北京市交通委員会の責任者によると、地下鉄側は乗客のマナー違反を注意するが、乗客がそれに従わなかった場合は乗客へのサービス提供を拒否し、警察及び交通法執行部門に報告できる。市交通法執行部門は個人信用不良情報を記録する。公安機関は法に基づき処理する。
北京青年報の調べによると、マナー違反により個人信用不良情報を記録された人は、レール交通ボランティアサービスに自ら参加することで不良情報を修復することができる。
また信用不良情報に誤りがあると判断した場合、市交通法執行部門に個人信用不良情報の再審査を申請できる。市交通法執行部門は審査と処理を行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月18日