中国女子バレーが3対0でアルゼンチンを下し、今年のW杯最後の試合に勝利すると、キャプテンの朱婷と郎平監督がようやく胸をなでおろした。
朱婷は試合後、新華社のインタビューで笑みを浮かべ、「全員でレベルアップしながらチームワーク力を高めた。得点力だけで勝てたわけではない。チームにとってこれは最も理想的な状態だ」と述べた。
朱婷はまた、新中国の70年の誕生日を祝った。
「微博などで動画を見ていて、心を揺さぶられた。国歌を耳にすると、心の底から自然と誇らしく感じた。今回の優勝は祖国へのプレゼントでもある。偉大なる祖国あっての私たちだ」
中国代表が1981年に初めてW杯に優勝した当時、郎平監督はまだ現役選手だった。
郎平監督は1981年に中国女子が初めて世界3大大会で優勝したことについて、「私は当時まだ20歳だった。38年たったが、今もここに立ち続けているとは思わなかった。大阪は縁起のいい土地なのだろう」
中国女子バレーの今年の合宿は2月10日に始まった。7カ月以上の練習と試合により、中国代表は優勝によってこの1年を理想的に締めくくった。
郎平監督は「今年ようやくW杯を終えた。チームと選手にはしっかり休んでもらいたい」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年9月30日