ニューヨークのアジア系人口報告 中華系は約74万人

ニューヨークのアジア系人口報告 中華系は約74万人。

タグ:アジア系人口

発信時間:2019-12-12 14:02:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「美国中文網(sinovision.net)」の報道によると、アジアン・アメリカン連盟(Asian American Federation、AAF)は現地時間11日午前、ニューヨークのマンハッタンで記者会見を開き、ニューヨークのアジア系人口の増加に関する最新調査報告を発表した。


 AAFは今回、ニューヨーク上・下院各選挙区のアジア系人口の状況をまとめた2部の報告を発表。データは2017年に米国国勢調査局が発表した米国コミュニティ調査5年データ(American Community Survey 5-Year Data)に基づいている。


 AAF政策研究主任の時浩煒氏は、アジア系はニューヨークで発展が最も速いコミュニティの1つで、北部地区で最もはっきりと現れていると話す。2018年の人口推計データによると、2010年以降、オールバニ周辺エリア、モホーク・バレー、ニューヨーク西部地区でアジア系人口が33%以上増加した。


 2017年に米国国勢調査局が発表した米国コミュニティ調査5年データによると、2017年、ニューヨークのアジア系人口は188万人に達し、総人口の10%、移民の26%を占めた。うち、中華系はアジア系の中で最も多く、ニューヨークで73万9000人が生活している。


 上院:クイーンズのフラッシングを中心とする第16選挙区はアジア系人口が最も多く、アジア系は18万5604人、中華系は11万4905人に達する。上院の劉醇逸議員が管轄するクイーンズ北東部第11選挙区はアジア系人口が2番目に多く、アジア系は13万6523人、中華系は5万5275人。3番目に多いのはブルックリン南西部の第22選挙区で、アジア系は9万2979人、中華系は7万5948人に達する。


 下院:韓国系のキム・ロン下院議員が管轄するクイーンズのフラッシングを中心とする第40選挙区はアジア系人口が最も多く、同選挙区でアジア系は66%を占める。クイーンズのフラッシング・メドウズとロングアイランド高速道路沿線を含む第25選挙区はアジア系人口が58%を占める。ブルックリンのサンセットパークを含む第49選挙区はアジア系人口が55%を占める。


 2015年に米国国勢調査局が発表した米国コミュニティ調査5年データによると、中国語はニューヨークでも最も広く使用されるアジアの言語である。その方言の多様性および繁体字と簡体字の使用により、中国語に触れる、または使用する市民に試練がもたらされている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月12日

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