「美国中文網(sinovision.net)」は統計を引用し、2019年、米国の210人以上が41件の大規模殺人事件で死亡し、2019年は1970年以来、米国で大規模殺人事件が最も多い年になったと伝えた。
報道によると、米国の大規模殺人事件は、「殺害者を除き4人以上が死亡した事件」と定義している。2019年最初の事件は1月19日に発生。オレゴン州の男が斧で女児とその家族3人を殺害した。
その後の11カ月で、22人が死亡したテキサス州エルパソのウォルマート銃撃事件、10月のニューヨークのホームレス4人殺害事件など、40件の大規模殺人が米国で発生した。
AP通信、『USA TODAY』、米ノースイースタン大学がまとめたデータバンクによると、41件中33件が銃撃事件だった。
殺人事件の多くが襲撃者自らが実行し、襲撃者と被害者が同居または同僚の関係であるケースが多い。家族や同僚間のいざこざ、麻薬、派閥争いも含む。
2017年、米国の大規模殺人事件の被害者は多く、死者は224人だったが、事件発生件数は少なかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月30日