生鮮食品のネット購入者が増加 質と配達速度を重視

生鮮食品のネット購入者が増加 質と配達速度を重視。

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発信時間:2019-12-29 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

携帯電話での野菜購入の人気急上昇

 

 携帯電話で各種の野菜や肉類などをチュモンすると、1時間ほどで届く。購入時に洗浄済またはカット済の食材を選ぶこともでき、届いたら直接料理し、非常に便利」。北京市の国貿付近で働く1990年代生まれの余小彦さんは、携帯電話の生鮮食品アプリでの野菜購入について記者にこのように述べた。

 

 余小彦さんは、「価格が合理的で、国産品も輸入品も揃っている。最近は寒くなり、一部のサイトは火鍋の調味料や材料などの季節の食材も販売している。時間と手間を省け、若者の多様な消費ニーズを満たしている」と話す。

 

 易観数据の統計によると、2018年の中国生鮮市場の取引額は1兆9100億元に達し、2019年は2兆元を突破する見通し。生鮮食品ニーズは高く、平均購入頻度は週3回を維持し、うち野菜・果物の購入頻度は4.8に達する。

 

 ECサイトの網経社EC研究センターの曹磊主任は、「野菜市場は時間が制限され、一部地域はスーパーがそれほど密集していない。それに加え、一線・二線都市は生活リズムが速く、時間と利便性は多くの働く人たちが優先的に考慮する点であり、携帯電話での野菜購入は高いニーズがある」と分析する。

 

 大都市の若い消費者を獲得したと同時に、携帯電話の「買い物かご」は中小都市にも急速に浸透し、中高年の消費者も多く獲得している。『2019オンライン生鮮消費発展傾向報告』の注文件数と業者数の増加を見ると、三線・四線都市は一線都市のそれぞれ1.4倍と1.49倍になっている。これは、三線・四線都市の消費者が生鮮食品をネット購入するようになっていることを意味する。飲食モバイルサイトの餓了麽の統計によると、その生鮮チャンネルの中高年ユーザー数は2018年に500%以上増加し、中高年の野菜のネット購入受け入れ度が大幅に上昇していることがわかる。


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