京張高速鉄道が運営開始 八達嶺駅の80メートル超のエスカレーターを体験

京張高速鉄道が運営開始 八達嶺駅の80メートル超のエスカレーターを体験。 長さ84メートル、高さ41メートル(14階建てに相当)の長いエスカレーター、バリアフリーのゴンドラ式の斜めに進むエレベーター……このほど、京張高速鉄道が開通し、北京市延慶区の八達嶺長城景勝地内にある八達嶺長城駅も運営を開始した…

タグ:京張高速鉄道 エスカレーター

発信時間:2019-12-30 14:46:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


エスカレーターの長さは80メートル超 14階建てビルに相当

 

 世界一深い高速鉄道駅で、エスカーレーターは最も重要な部分である。八達嶺長城駅のホームから地上の建物までの高さは62メートルに達し、ホームまで行くのに3つのエスカレーターを使用しなければいけない。まず、地上の建物から9メートル降りて待合室に行き、そこで乗車券を点検し、40メートル降りてホームの通路フロアに行き、さらに13メートル下のホームに降りて乗車する。駅を出る際は2つのエスカレーターを使用し、ホームから20メートル上がりホームの通路フロアに行き、42メートル上がり地上に出る。

 

 地下の待合室は明るく、500席以上がホール全体に設置されている。トイレ、第3トイレ、ベビールーム、水飲み場を完備し、中でもベビールームは3つのプライベート空間を設置し、お母さんたちの利用を便利にしている。また、スマート案内機もあり、列車の情報を随時確認できる。

 

 京張高速鉄道は全線に電子乗車券を採用し、「身分証スキャン+顔認証」を通して身元確認と乗車を実現。待合室に6台の改札機を設置し、身分証またはQRコードスキャンだけで乗車できる。

 

 乗車券の確認後、八達嶺長城駅の最大の見所である長いエスカレーターが見える。駅に入る際に乗る3つのエスカレーターは高さ40メートルと80メートル、出る際に乗る2つのエスカレーターは42メートルと84メートル。長いエスカレーターから下を見ると、終わりがみえず、降りていくにつれて地心に入っていくような感覚になる。出る際は、84メートルのエスカレーターに乗ると、天に飛び立つようなタイムスリップ感がある。

 

 エスカレーターは急勾配で、手すりを持ち、携帯電話を操作しないよう呼びかける放送が流れている。エスカレーターで地下の通路フロアに降りると、ホーム1番線(張家口方面)と2番線(北京方面)の入口が現れ、またエスカレーターに乗ってホームに行く。

 

 八達嶺長城駅はバリアフリーのエレベーターも設置し、行動が不便または大きな荷物を持っている乗客はエレベーターを利用できる。エスカレーターの横にあるエレベーターにも特徴があり、ゴンドラ式の斜めに移動するエレベーターで、ロープウェーに乗っているような感覚である。



<  1  2  3  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで