貴州省が4日に発表した新型コロナウイルス関連肺炎の新たな感染者の中で、生後1カ月の女児が注目を集めた。
貴州省衛生健康委員会のウェブサイトに掲載された情報によると、この乳児患者は貴州省人民医院で隔離治療を受け、専門家チームが常に観察し、病状は安定している。この乳児は2019年12月7日に誕生し、本籍は貴州省畢節市黔西県、現居住地は貴州省貴陽市南明区花果園。1月28日に鼻水や咳などの症状が現れ、2月2日に貴州省人民医院で受診し、3日に新型コロナウイルス関連肺炎と診断された。現在、貴州省人民医院で隔離治療を受け、専門家チームが常に観察し、病状は安定しているという。
この乳児患者は発症前の1月16日、両親に連れられて親戚と会うため湖北省安陸市黄荊山を訪れた。湖北省滞在中、武漢市内の親戚と接触。貴陽市に戻り、父親と母親はそれぞれ1月31日と2月1日に貴州省人民医院で新型コロナウイルス関連肺炎と診断され、隔離治療を受けている。現在、この一家の濃厚接触者は経過を観察している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月5日