国家衛生健康委員会の王賀勝副主任は15日、中国各地から湖北省へ派遣された医療関係者の数は2万5633人になり、救援の規模とスピードが共に四川大地震の時を超えていると明らかにしました。
王副主任は国務院新聞弁公室が武漢市で開いた記者会見で、「14日24時現在、各地から217組の医療チーム、あわせて2万5633人の医療関係者(軍の医療部隊および医療関係者を除く)を派遣し、P3レベルの移動実験室も調達した。これらの規模とスピードは、2008年の四川大地震の時の医療救援を遥かに超えている」とした上で、「現在、臨時病院9箇所が設置され、入院患者の数は5606人になっている。今後、病院の一部病棟を空け、体育館やホールなどを徴用することで、指定病院と臨時病院を増やしていく計画だ」との考えを示しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年2月16日