北京市疾病抑制センター:過度な消毒は非科学的で有害

北京市疾病抑制センター:過度な消毒は非科学的で有害。

タグ:過度 消毒

発信時間:2020-02-27 13:47:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   北京市疾病予防抑制センターの劉暁峰副主任は26日、北京市新型コロナウイルス肺炎予防抑制作業の記者会見で、過度な消毒は非科学的で有害だと述べた。駅の消毒、通路の空気消毒、靴底の消毒、宅配ボックスの消毒、空き地の消毒はどれも過度な消毒だという。

 

 劉暁峰氏は、「大気中には自然の微生物が多くあり、その大部分が人と人の間で伝染しない。疾病の発生と病原の接触方式、毒性の強さ、病原の数および作用する時間の長さには大きな関係があり、上述の経路はいずれも伝染病が伝染する重要なプロセスにならない」と述べた。

 

 劉暁峰氏は、日常生活において、手を常に消毒する必要はないと考えている。「きれいなものを触る時、または食品に直接触れる時は予防として消毒してよいが、こまめに手洗いをすることを心がけていれば十分。どのような消毒剤も化学品であり、微生物を殺滅する作用があると同時に、副作用もある」と劉暁峰氏は話す。

 

 ネットユーザーが推奨する家に紫外線ライトを設置する、空気と物を消毒するなどの方法について、劉暁峰氏は推奨せず、使用に慎重になるべきだとし、「過度な紫外線照射は目と皮膚に癌を引き起こす可能性もあり、このような消毒は効果が得られないだけでなく、人体にも害を及ぼす」と話した。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月27日

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