新型肺炎、中東で拡大傾向

新型肺炎、中東で拡大傾向。中東で最近、新型コロナウイルス肺炎の感染が拡大傾向を示している。イランの感染者と死亡者が急増すると、バーレーン、クウェート、イラク、アフガニスタン、オマーンも24日、自国で初の感染者が確認されたと発表した…

タグ:ウイルス 肺炎 感染 中東

発信時間:2020-02-28 14:41:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中東で最近、新型コロナウイルス肺炎の感染が拡大傾向を示している。イランの感染者と死亡者が急増すると、バーレーン、クウェート、イラク、アフガニスタン、オマーンも24日、自国で初の感染者が確認されたと発表した。多くの患者がイランと関連している。中東の感染者が確認された国は25日に9カ国に達した。27日夜まで、中東でデータを更新した国ではいずれも患者数が増加し、一部の国では2日内に2倍以上に増加した。中東の感染者が確認された国の、25日と27日のデータを比較すると次のようになる。イランは95人から245人に、クウェートは8人から43人に、バーレーンは17人から33人に、UAEは13人から19人に、イスラエルは6人から7人に、イラクは5人から6人に、オマーンは4人から6人に、レバノンは1人から3人に、アフガニスタンは1人のまま。


 感染拡大を防止するため、多くの中東諸国は感染状況の深刻な地域への渡航禁止、国境地帯の閉鎖といった観光規制措置を打ち出した。感染者が確認されていないサウジアラビアの外務省は現地時間27日未明、同日より次の一連の措置を講じ新型肺炎の輸入を防止すると宣言した。外国のイスラム教徒による巡礼の禁止、感染症が発生した国の公民の観光ビザによる入国の禁止、湾岸協力理事会(GCC)のサウジアラビアを除く加盟国(クウェート、バーレーン、カタール、UAE、オマーン)の公民の身分証による直接入国の禁止。公告は、これらの措置は一時的なものであると強調し、同時にサウジアラビア公民に対して新型肺炎が発生している国への渡航を避けるよう呼びかけた。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月28日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで