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感染拡大考慮 バドミントン日本代表が50日間の長期遠征出発。
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バドミントン日本代表は8日、来週開幕する全英オープンに出場するためイギリスのバーミンガムに出発した。感染拡大を防ぐため、代表は大会終了後に帰国せず、海外合宿とワールドツアーを50日以上続ける。
東京オリンピックの出場資格を獲得するため、日本代表はできるだけ多くの地域で大会に出場してポイントを稼ぐと同時に、新型コロナウイルス流行による渡航の不便さも考慮し、50日以上にわたる海外合宿とワールドツアの詳細日程を作成した。全英オープン終了後、代表はクアラルンプールに直接向かい、マレーシア・オープンに備える。
女子シングルスの奥原希望選手はNHKの記者に対し、「他国でのトレーニングには困難があり、マレーシア・オープンに関して言えば、日本のトレーニング環境は現地と全く異なるが、私たちはどのような状況でも問題を処理することを学ぶ必要がある。まずは全英オープンを通して自分の状態を整えなければいけない」と述べた。
日本代表の朴柱奉監督は、感染流行状況は毎日変化し、私たちは全ての準備を整え、国内にいなくてもトレーニングに専念する必要があると話した。
男子ダブルスの園田啓悟選手は故郷を離れるのは良いトレーニングになると考えており、「このような長期の海外合宿をしたことがなく、当然、食事は最大の難題だが、栄養士にサポートしてもらいたい。ウイルスは世界的な問題となっており、このような状況でも良い成績を収めたい」と述べた。
園田選手とペアを組む嘉村健士選手は、「オリンピック前にこのような長期の海外合宿を経験したことがないため、やや不安に感じている。自分にプレッシャーをかけすぎないようにしたい。感染症流行の影響で多くの学校が休校となり、バドミントンができない子供たちのためにも良い成績が収められるよう最大限努力したい」と話した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2020年3月9日
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