北京航天飛行制御センターは10日、中国初となる火星探査任務のワイヤレス共同試験を無事完了した。探査機と地上システムのマッチング及び一致性を十分に検証し、各種プラン、技術状態、ソフト・ハードシステムの全面的な試験を行った。任務の順調な展開に向け確かな基礎を固めた。
地球と火星は約26カ月毎に最接近する。この時期に探査機を打ち上げることで大量の燃料を節約できる。今年は火星探査活動に適した期間だ。中国火星探査事業全体計画に基づき、中国は今年初の火星探査任務を実施する。今回のワイヤレス共同試験は任務センター及び宇宙船(フライトモデル)にとって唯一の地上共同訓練となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月11日