15日に開かれた湖北省新型コロナウイルス肺炎感染対策記者会見にて、武漢市衛生健康委員会の鄭雲副主任は「このほど武漢市では新規感染者が1桁台を維持しているが、コミュニティ内で散発的に外来患者が発生している。感染対策は依然として予断を許さない状況だ」と述べた。
鄭氏によると、武漢市では13、14日に外来患者が1人ずつ発生した。また疫学調査により、患者本人と家族が在宅隔離期間に外出し団地内で活動した痕跡があり、市中感染の可能性を否定できないことが分かった。そのため現在は一定の市中感染のリスクが存在する。
鄭氏は多くの武漢市民に対して、感染症に対する強い警戒を維持し、外出を極力回避するよう呼びかけた。外出せざるを得ない場合は個人の防護を徹底し、他者と距離を保つべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月16日