日本政府は3月31日、安倍晋三首相と麻生太郎副首相兼財務大臣の今後の会議での同席を控える方針を決めた。2人が新型コロナウイルスに同時に感染するリスクを下げるためだという。
西村明宏内閣官房副長官は定例記者会見で、政府新型コロナウイルス感染症対策本部の今後の会議に麻生氏は出席せず、その他の会議についてもこの方法をとるかどうか検討していると述べた。
日本政府は26日、新型コロナウイルス感染症特別措置法に基づき感染症対策本部を設置し、安倍氏が本部長に就任した。
日本の時事通信社の報道によると、政府は30日、感染症対策本部の取材に関して、報道機関1社につき記者1人を原則とし、マスクを着用するよう要請した。
多くの外国の指導者が感染を理由に自己隔離している。イギリスのボリス・ジョンソン首相は25日、新型コロナウイルスに感染し自己隔離し、ビデオ会議で業務を行っていと発表した。カナダのジャスティン・トルドー首相は、妻が感染したため自分も隔離し、在宅勤務している。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、顧問の1人が感染したため、30日から自宅隔離を開始した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年4月1日