多国の外出規制措置により地球の振動が急減

多国の外出規制措置により地球の振動が急減。多くの国が外出規制措置をとり、多国の地震学者は、環境地震ノイズの大幅な減少は自動車、列車、公共バス、飛行機などの交通機関および人々の日常生活によって発生する地球の振動を低減させていることに気づいた...

タグ:外出規制措置

発信時間:2020-04-07 13:15:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

    多くの国が外出規制措置をとり、多国の地震学者は、環境地震ノイズの大幅な減少は自動車、列車、公共バス、飛行機などの交通機関および人々の日常生活によって発生する地球の振動を低減させていることに気づいた。

 

 イギリスの『デイリー・メール』の5日の報道によると、ベルギー王立天文台の地理学者で地震学者のトーマス・ルコック氏は最も早くこの現象に気づいた。彼は、3月中旬にベルギーが新型コロナウイルス流行に伴う規制措置を開始して以来、首都ブリュッセルの地震ノイズは30~50%減少したと話す。ベルギー王立天文台は「地球は振動を続けている」とツイートしたが、主に人間の活動(自動車、列車、工業など)で発生する地球の振動は大幅に低減し、現在の振動周波数は1~20ヘルツだという。

 

 その他の国の地理学者もこの現象に気づいている。イギリス地質研究所の地震研究チームが発表した図表を見ると、イギリスが移動規制措置を実施して以降、ロンドン・ガトウィック空港付近で観測された騒音レベルは大幅に低下している。フランスの地震学者のクラウディオ・サトリアーノ氏も、「新型コロナウイルスの移動規制措置により、パリの地震ノイズは大幅に減少した」とツイートしている。

 

 環境地震ノイズの減少により、研究者は普段は気づかない小さな振動や地震を観測できるようになった。

 

 一般人にとっては、環境地震ノイズは感染症予防のための自宅での生活を後押しする可能性がある。ルコック氏は、「家に1人でいると感じるかもしれないが、誰もが家で過ごし、同じようにし、規則を守っていると言いたい」と話した。

 

 『デイリー・メール』の推計によると、新型コロナウイルス感染症が流行し絵から、世界の20億人以上が家で過ごしている。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年4月7日

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