北京市公園管理センターの張亜紅副主任によると、北京市立公園は感染発生後、限定的な開放を維持している。瞬間来園者数を30%以内にする3級人員制限措置に基づき、頤和園、北海、玉淵潭など11の市立公園の来園者数は、春の散策シーズンまで低水準を維持している。この効果を手にすることができたのは、市立公園がオンライン入園予約、時間帯を分けた入園の措置を講じ、リモート人員制限を行い事前に誘導したためだ。
張氏は「市立公園で入園予約活動を推進すると同時に、一部のオンライン取引プラットフォームでは転売屋の価格吊り上げの違法行為が見られた。うち玉淵潭公園の入園券の状況が深刻で、市民・観光客の利益を大きく損ねた。公園は直ちに所属地の交番に通報した。市公園管理センターも関連状況を市公安局に報告し、公安部門の違法証拠の収集、調査、取り締まりに協力した」と述べた。
これについて、北京市公安局副局長、報道官の潘緒宏氏は次のように述べた。海淀公安分局は4月上旬、市民からの通報を受け玉淵潭公園の入園券を転売した違反者3人(31歳の女、24歳の女、28歳の女)を逮捕した。調査によると、玉淵潭公園は感染期間中に入園券のオンライン予約、入園制限の措置を講じた。3人は複数の携帯電話番号で入園券を購入し、オンライン取引プラットフォームで高額で売りつけ利益を手にしていた。警察側の調査を経て、「中華人民共和国治安管理処罰法」第52条の規定に基づき、3人は海淀公安分局より行政拘留の処罰を受けた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月10日