中国民用航空局が15日に発表した情報によると、新型コロナウイルスの感染対策の影響を受け、1日あたり入境者は現在平均で2−3000人となっている。
中国民用航空局運行監控センターの孫韶華副主任は、同局が15日に開いた記者会見において、民用航空局は3月29日よりさらなる国際客運の減便措置を講じていると述べた。これは1社・1カ国・1路線、1週間で1便のみという「5つの1」政策だ。29日初日に38便が入境したが、その後は毎日20便以内となっている。1日あたり入境者は平均で2−3000人を維持している。
感染発生後、民用航空局は臨時便(チャーター機)により、感染状況が深刻な国の中国公民を退避させている。3月4日から4月12日にかけて、チャーター機を16回使用しイラン、イタリア、英国、米国、スペインの中国公民2744人を帰国させた。うち留学生は1449人。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月17日