外国企業の感染症からの立ち直りをどのように見ているか、中国でどのような印象を受けているか。これについてマセラティ中国のミルコ・ボルディガ総経理はこのほど取材に応じた。
ボルディガ氏は中国にすでに15年滞在している。ボルディガ氏によると、過去15年の中国における待遇は変わらず、感染症による変化はないという。企業の感染症からの立ち直りをどのように見ているかという質問に対して、ボルディガ氏は3月上旬はやや悲観的だったが、現在(4月上旬)は毎日の受注量が目標を下回っているとは言え、速やかに回復していることは確かだと述べた。
中国人が関心を寄せるイタリアの感染状況について、ボルディガ氏は「峠は越えており、今後すぐに感染曲線が下がることに期待している。我々は中国人からのいたわりを実感しており、私個人にもその感覚がある。私の知る誰もが両親や家族の安否を気遣ってくれる。中国人から大きな温もりを感じている」と述べた。
中国とイタリアは今年、両国の国交樹立50周年を記念する。ボルディガ氏は「これは両国関係の強靭さを示している。50年の風雨を経ても友好を維持している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月17日