武漢がPCR検査を強化、無症状感染者を全面的に特定へ

武漢がPCR検査を強化、無症状感染者を全面的に特定へ。武漢市は14日、「全市のPCR検査強化による無症状感染者の早急な特定」活動の手配に関する会議を開いた…

タグ:武漢 検査 PCR 機関

発信時間:2020-05-15 14:02:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 武漢市は14日、「全市のPCR検査強化による無症状感染者の早急な特定」活動の手配に関する会議を開いた。武漢は今後一定期間に渡り、全市民の秩序あるPCR検査を展開する。無症状感染者の数をさらに把握し、効果的な予防・管理につなげる。


 武漢では最近毎日、数人から数十人の無症状感染者が出ている。これらの無症状感染者は全員が隔離治療を受けているが、社会的な懸念を引き起こしている。


 PCR検査は常態化感染対策の重要手段で、感染者の早期発見・早期治療、無症状感染者の早期発見・早期隔離を促す。武漢は4月より一部の重点対象のPCR検査を実施している。これが効果的な措置であることは実践で証明されている。


 操業再開・営業再開・学校再開に向け安全かつ健康な環境を構築するため、武漢は実施済みの延べ300万回以上のPCR検査を踏まえた上で、検査範囲を拡大し、無症状感染者の特定・収容・治療を強化する。


 今回のPCR検査は重点を際立たせる。検査対象は全市でPCR検査を受けたことのない常住人口及び一時滞在の住民となる。過去に感染が発生している団地、老朽化した団地、人口の密集している団地の住民の調査を優先的に行う。


 PCR検査は区単位で行う。各区が管轄区内の住民、企業・事業単位の従業員、店舗経営者の関連人員の検体採取・検査を担当する。


 武漢の各検査機関は職員を集め、業務訓練を強化し、検体採取小チームを組む。各調査対象の検体採取を実施し、安全・予防措置を講じ、交差感染を回避する。武漢は各方面の検査資源を十分に調達し、検査方法を最適化し、検査能力を高め、今回の検査活動を支える。


 検査にかかる経費は原則的に、市・区の財政が1:1の割合で分担する。武漢市新型コロナウイルス感染予防・抑制指揮部は市民に対して、懸念を払拭し積極的に今回の検査に協力するよう呼びかけている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月15日

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