中国地震網の観測によると、5月26日0時54分、北京市門頭溝区でマグニチュード3.6の地震が発生した。震源の深さは18キロメートル、震央は北緯40.04度、東経115.95度。震央周辺200キロメートル内ではここ9年でマグニチュード3以上の地震が計20回発生している。中でも大きかったのは、2018年2月12日に河北省廊坊市永清県で発生した4.3の地震と2014年9月6日に河北省張家口市涿鹿県で発生した4.3の地震。
この地震は横ずれ断層の破裂が中心で、最も近い活断層(南口山前断裂)から12キロの距離にある。この断層の地震活動は活発化しておらず、過去の地震活動データを見ると、同地域で数日内に大型地震が発生する可能性は低い。
ネットユーザーの声
ネットユーザーは、「北京の多くの地域で揺れか感じられ、SNSへの投稿が一瞬にして増えた」と書き込んだ。市民の自宅で、ぶら下げられたおもちゃが左右に揺れ動く映像も公開された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月26日