5月31日16時53分、中国は酒泉衛星発射センターから「長征二号丁」を使って高分九号02星と和徳四号衛星を予定の軌道に送り込み、打ち上げを円満に成功させた。
高分九号02星は光学リモートセンシング衛星で、地上ピクセル解像度は最高サブメートル級に達する。主に国土調査、都市計画、土地権利確認、道路設計、農作物生産評価、防災・減災などの分野に使用され、「一帯一路」建設などに情報保障を提供する。
運搬ロケットで打ち上げられた和徳四号衛星は北京和徳宇航技術有限公司が開発し、軌道上から世界の船舶航行と航空機飛行の状態、IoT情報を採集できる。
今回の任務は長征シリーズ運搬ロケットの333回目の打ち上げとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月1日