北京市外に出ることは現在、厳しく管理されている。これはロックダウンといえるのか。
北京市公安局副局長・報道官の藩緒宏氏は18日に行われた記者会見で、北京からの移動を厳しく管理し、感染ルートを徹底的に遮断することはロックダウンとは違うと語った。さらに次のように述べた。
感染症関連の3つの状況に該当する市民は北京を出てはいけないが、範囲ははっきりしていて対象者も明確である。これは感染リスクのある市民に対する正確な管理である。その他の市民に対しては、「不要不急の北京からの移動」を避けるよう呼びかけるが、これはその他の地域に対する責任ある態度であり、感染症の輸出や拡散の防止が目的である。
北京には核酸検査の能力を有する機構が多数あり、検査の効率も高い。北京を出なければならない事情がある場合、陰性の証明書をもらえば北京を離れることできる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月18日