18日午後に行われた北京市新型コロナウイルス感染症対策記者会見において、中国疾病予防管理センターの疫学首席専門家・呉尊友氏は、北京の感染拡大はすでに歯止めがかかったと宣言した。同氏はさらに次のように述べた。
毎日報告される症例は、新たな感染を意味するものではない。発症時期を分析するとわかるように、ほとんどが数日前に症状が現れている。感染から発症まで時間がかかるため、17日に新たに報告された21人の感染者は6月12日以前に感染したと考えられる。発症時期を曲線で表すと、ピークは6月13日である。今後も感染者は出てくると思うが、新たな感染ではなく、すでに感染し、新たに発覚した患者だ。しかもその数は減っていくと思う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月19日