27日午後の北京市新型コロナウイルス感染対策記者会見で発表された情報によると、北京市は最近、理髪・美容業界の防疫安全大検査を展開している。26日24時まで、全市の理髪・美容の1万765店の検査が終わっている。2万6286人がPCR検査を受け、いずれも陰性だった。
新発地で集団感染が発生した後、北京市商務局は速やかに「新型コロナウイルス感染症流行期間の理髪・美容業界の経営・サービス指針」を改訂した。主な内容は下記の通り。営業の場の整頓と清潔を維持し、利用客と頻繁に接触する部位の速やかな洗浄・消毒を行う。作業スペース間の安全な距離を保ち、各作業スペースのサービス面積を2.5平方メートル以上とし、座椅子間の距離を1.5メートル以上とする。ハサミ、櫛、バリカンなどの理髪(散髪)道具は1人の利用客に使い次第消毒する。タオルやエプロンなどの共用品は1人の利用客に使い次第交換し消毒する。従業員は利用客にサービスを提供する際に常にマスクを着用し、利用客との会話を極力避ける。利用客の検温、「北京健康宝」の情報確認を行う専門の人員をつける。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月28日