北京市委員会組織部の張強副部長は28日、北京市新型コロナウイルス感染対策記者会見で「28日12時現在、北京市は829万9000人の検体採取を終え、768万7000人のPCR検査を終えた。検査が必要な人員のほぼ全員の検査を終えた」と発表した。張氏はまた、次のように説明した。
北京は6月28日より、検査が必要な人員をゼロにする最終作業に入った。集中観察を受けている新発地市場牛・羊肉ホールの関連人員に対して、観察期間終了後の2回のPCR検査及び抗体検査を行っており、新規中・高リスク地域の人員の動的な再検査を実現している。
PCR検査能力の拡大について、1日あたりの検査量は6月11日の4万件から45万8000件に拡大しており、1日あたり最高の検査量は108万4000人にのぼっている。
ところが、PCR検査で陰性だったからといって「通行証」が得られるわけではない。特に集中観察・自宅観察人員については外出制限を徹底し、交差感染を回避しなければならない。全市民が防護意識を維持しなければならない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月29日