省を跨ぐ団体旅行再開 文化・観光市場に「カンフル剤」を打つ

省を跨ぐ団体旅行再開 文化・観光市場に「カンフル剤」を打つ。北京市が新型コロナウイルスの警戒レベルを再び3に引き下げたことに続き、北京市文化・観光局は20日に省を跨ぐ団体旅行の再開を宣言した…

タグ:観光 文化 旅行 短距離

発信時間:2020-07-23 14:00:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 省を跨ぐ団体旅行が約半年ぶりについに再開された。これは文化・観光市場の振興に「カンフル剤」を打つ。


 北京市が新型コロナウイルスの警戒レベルを再び3に引き下げたことに続き、北京市文化・観光局は20日に省を跨ぐ団体旅行の再開を宣言した。現在まで北京市、上海市、山東省など14省が省を跨ぐ旅行の再開を宣言している。


 有利な政策の影響を受け、旅行会社の省を跨ぐ旅行商品も速やかに提供が再開された。一部の実店舗が次々と営業を再開しており、各プラットフォームの検索件数も再び増加している。


 中国観光研究院の戴斌院長は「最新の調査によると、今年第3四半期の中国人の旅行の意欲は80.22%で、前年同期比で約9割まで回復している。国内の省を跨ぐ旅行が徐々に再開されるにつれ、観光消費及び観光の意欲がさらに大幅に拡大する」と述べた。


 携程集団の梁建章会長によると、旅行会社の収入に占める域外旅行の割合は5割で、省を跨ぐ旅行は4割、短距離旅行は1割のみだ。各地の旅行会社は現地旅行を特徴とする短距離旅行を徐々に再開していたが、経営の大きな圧力に直面していた。省を跨ぐ団体旅行及び「航空券+ホテル」事業の再開は、文化・観光市場の振興に「カンフル剤」を打つ。情報によると、携程傘下の7000以上の店舗の大半が今月15日より全面的に営業再開しており、営業再開率が急上昇している。


 同時に、感染対策は依然として気を抜けない。専門家は「各地は省を跨ぐ団体旅行を再開する際に、感染対策を徹底し能力を十分に蓄えなければならない。企業、観光客、コミュニティなどは科学的かつ厳格な感染対策を遵守するべきだ」と注意を促した。

 

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月23日

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